山葵(わさび)についての豆知識

わさび
山葵 ワサビ「アブラナ科」

日本特産のこの品は、流水で栽培された物をサワワサビ、ミズワサビと呼び普通ワサビと言えばこれらをさします。ワサビは冷涼な気候を好み(10度前後)ワサビ全体に特有の香り、辛味がある。栽培品種は、伊豆系、信州系、島根系に分けられる。独特の辛味は、シニグリンと言う配糖体が酵素ミロシナーゼで分解された上、他にいくつかの物質が混じってアリルカラシ油になるからなのです。根茎のシニグリン量は、上端、中程に多く、下端に行くほど少ないので、上端からおろしたほうが良いようです。また、葉や茎にも辛味があるので、刺し身のツマや三杯漬(こちらには柔らかい春芽のみが繊維が柔らかく美味)佃煮などに利用されています。

伊豆山葵の歴史

今から約200年程前にさかのぼる延享元年、1774年上狩野村、現在の天城湯ヶ島町の天城山 山守の板垣勘四郎が、安部郡大河内村の有東木にキノコ栽培の指導に行った際、自生の山ワサビを持って帰り苦心の末栽培に成功し村民に伝えたのが始まりです。わずかな試植品を伊東港から船で江戸に出荷したところ、これが粋好の江戸っ子に大当たりしたのです。生山葵の栽培法はすぐ隣の上大見村、現在の中伊豆町に伝えられ一躍日本一のわさび名産地となりました。                            



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